新しい形の避難訓練にチャレンジ
- 公開日
- 2025/09/09
- 更新日
- 2025/09/09
お知らせ
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学校では、「火事」「地震」(年によっては、「不審者対応」)に対する避難訓練を年2~3回行います。雨天時以外は、二次避難として運動場に出るものがほとんどでした。
火事の場合は、今まで通り火元を避けて校舎外に出るのですが、地震の場合、耐震工事対応が進んでいるため、校舎内にいたほうが安全であるという考え方も出てきています。それを受けて、今回の避難訓練では、教室内に待機した状態で身を守る訓練を行いました。一部の子供たちに、地震でけがをした人を演じてもらい、教員が担架で保健室に運んだり、学級の様子を本部に迅速に伝えたりするものです。
初めてだったので、いろいろ課題点も見つかりました。反省を集約して、今後に生かしていきたいと思います。
振り返りを読むと、児童の皆さんもしっかり考えることができたことが伝わってきます。
・本当に地震が起きたら先生だけだとけが人の対応が遅れるから、生徒もけが人がいたら報告する。
・いつもの避難訓練は教科書で頭を守って外に出て安否確認をするけど、今回は重症の人がいて担架で運ばれた。先生たちは冷静に対処していた。対処の方法がわかった。腕をけがしたら、心臓の上にあげる。過呼吸になったら、袋。
・いつもより本番みたいな感じでドキドキした。(余震の)放送が1回だけじゃなく、2回3回とあって、本番はもっと何回も放送があると思った。本番はもっとひどい状況になると思い、怖くなった。
・地震は、1回だけじゃなくて何回も何回も来ることを知りました。天井や壁、ガラスも全部が危険でした。重症者やパニックになって呼吸困難になったりする可能性があるから、毎日ずっと警戒しとこうと思いました。いろんなところにいても自分の身を守れるように、いろいろ学んでいこうと思いました。